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人間の運命

キリスト教的歴史解釈

著者 ラインホールド・ニーバー 著 髙橋義文・柳田洋夫 訳
版型 A5判
ページ数 392
製本 上製
発行日 2017年3月
ISBN 978-4-907113-22-3 C3010
在庫 あり
本体価格 3,700円

3,996円
【本体価格+税】


内容

Reinhold Niebuhr, The Nature and Destiny of Man, Vol. II: Human Destiny (New York: Charles Scribner's Sons, 1943)の全訳。
ニーバーの代表作の本邦初訳。歴史の本質的性格とその意味を、古代から近代に至るさまざまな思想と対話しつつ、キリスト教の視点に立って新たな解釈を試みている。歴史の限界をえぐり出すとともに、それを超える意味に目を向けながら、キリスト教的歴史観の現代における意義を訴える。

著者プロフィール

ラインホールド・ニーバー (1892-1971)

人間と歴史の問題に取り組んだ、20世紀アメリカを代表する神学者、社会倫理学者。冷戦期アメリカの政策に関与した現実主義的政治思想家でもある。ミズーリ州セントルイス郊外に生まれ、イーデン神学校とイェール大学大学院に学ぶ。デトロイトのベセル福音教会牧師を経て、ニューヨークのユニオン神学大学院教授。著書に、『人間の本性と運命』(本書はこの第二巻)、『道徳的人間と非道徳的社会』、『光の子と闇の子』、『アメリカ史のアイロニー』などがある。

 

 

髙橋義文 (たかはし よしぶみ)

1943年生まれ。ローマリンダ大学人文学部卒、アンドリューズ大学大学院修士課程修了。東京神学大学大学院修士課程および博士課程修了。神学博士(東京神学大学)。三育学院短期大学教授・学長、エモリー大学神学大学院客員研究員、聖学院大学大学院教授・同大学総合研究所長を経て、現在、聖学院大学大学院客員教授。

〔著書〕『キリスト教を理解する』、『ラインホールド・ニーバーの歴史神学』、『ニーバーとリベラリズム』、『パウル・ティリッヒ研究』(共著)。 〔訳書〕C・C・ブラウン『ニーバーとその時代』、J・ウィッテ『自由と家族の法的基礎』(共監・共訳)、A・E・マクグラス『アリスター・E・マクグラス宗教教育を語る』、W・パネンベルク『キリスト教社会倫理』、『現代に生きる教会の使命』(共訳)、R・ニーバー『ソーシャルワークを支える宗教の視点』(共訳)ほか。

 

 柳田洋夫 (やなぎだ ひろお)

1967年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学)修士課程修了。同博士課程中退。東京神学大学大学院博士課程前期修了。聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科後期博士課程修了。博士(学術)。現在、聖学院大学人文学部日本文化学科准教授、人文学部チャプレン。

〔訳書〕C・E・ガントン『説教によるキリスト教教理』、A・E・マクグラス『歴史のイエスと信仰のキリスト』。 〔論文〕「山路愛山における『共同生活』概念について」、「リチャード・ニーバーの責任倫理と日本人」、「なぜ日本に文化の神学が必要なのか――内村鑑三の文明論を中心に」、「関東大震災と説教者――植村正久と内村鑑三に即して」、「小山鼎浦の宗教思想」ほか。

目次

第1章:人間の運命と歴史/第2章:生と歴史の意味――その開示と成就/第3章:歴史の可能性と限界/第4章:知恵と恵みと力(歴史の成就)/第5章:恵みと傲慢との葛藤/第6章:近代文化における人間の運命をめぐる論争――ルネサンス/第7章:近代文化における人間の運命をめぐる論争――宗教改革/第8章:真理を持っているが、持っていない/第9章:神の国と正義を求める闘い/第10章:歴史の終わり

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