オックスフォード・チャペル講話:デモクラシーの宗教的基盤

シリーズリンゼイ著作シリーズ2
編著者A.D. Lindsay 著、
古賀敬太、藤井哲郎 訳
判型四六判
ページ数246 ページ
製本上製
発行日2001年02月
ISBN978-4-915832-37-6 C1331
定価3,740円(10%税込)
在庫あり

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内容紹介

『民主主義の本質』などの著作で知られるA.D. リンゼイはオックスフォード大学副総長,ベイリオル・カレッジ学長をつとめたが,本書はオックスフォードにおける講話を集めたもので,リンゼイの政治哲学の根本にあるものが示されている.現代社会への鋭い問いかけがある.

編著者プロフィール

A.D. Lindsay(リンゼイ,A.D.)
アレキサンダー・ダンロップ・リンゼイ(1879-1952 )。アーネスト・バーカーと並ぶ現代イギリスの政治学者,道徳哲学者。オックスフォード大学副総長,ベイリオル・カレッジ学長をつとめた。

古賀 敬太(こが・けいた)
京都大学大学院法学研究科博士課程修了。大阪国際大学政経学部教授。法学博士(京都大学)。古賀 敬太

藤井 哲郎(ふじい・てつろう)
神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。白陵高等学校教諭。1999年死去。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

1 宗教的真理の性格(一九二七年)――ベィリオル・カレッジにおける講話
 一 アーサー・ライオネル・スミスを記念して (ヘブル人への手紙一三章一三、一四節)
 二 浪費(無駄) (マタイの福音書一〇章二九節)
 三 莫大な財産を持っていた青年 (マルコの福音書一七章二二節)
 四 力の約束 (マタイの福音書一八章一九、二〇節)
 五 贖い (ヨハネの福音書二一章三節)
 六 救いを与える信仰 (使徒の働き一六章三〇、三四節)
 七 キリストの神性 (ペテロ第一の手紙一章二一節)
 八 偶像 (イザヤ書二章八節)
 九 宗教的真理の性格

2 善良な人と利口な人(一九四五年)

3 パウロとキルケゴール(一九四八年)
 一 テサロニケ人への第二の手紙三章一八節 
 二 ヨハネの福音書一〇章一〇節
 三 エペソ人への手紙二章八節