イングランド国民のための第一弁護論および第二弁護論

編著者ジョン・ミルトン著、
新井明、野呂有子 訳
判型A5判
ページ数526 ページ
製本上製
発行日2003年03月
ISBN978-4-915832-55-0 C3031
定価7,260円(10%税込)
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内容紹介

イングランド革命期に国王チャールズ一世を処刑したイングランド国民に対して,フランスの学者,サルマシウスなど国王派は「王権神授説」を掲げ,非難した.ジョン・ミルトンは「国王といえど,暴君であれば国民に服従の義務がない」ことを主張し,弁護した.本書は,ミルトン研究者によってラテン語文献から翻訳され,また訳注,解説によって,その思想を現代において理解できるよう便宜が図られている.

編著者プロフィール

新井 明 (あらい・あきら)
アマースト大学(B.A.)、ミシガン大学(M.A.)、東京教育大学(修士)。文学博士。日本女子大学名誉教授。

野呂有子 (のろ・ゆうこ)
東京教育大学(修士)、東京成徳大学教授を経て、日本大学文理学部教授。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

イングランド国民のための第一弁護論
イングランド国民のための第二弁護論

解説 (野呂有子)