正義:社会秩序の基本原理

編著者エーミル・ブルンナー 著、
寺脇丕信 訳
判型A5判
ページ数432 ページ
製本上製
発行日1999年03月
ISBN978-4-915832-25-3 C1012
定価6,380円(10%税込)
在庫あり

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内容紹介

正義とはなにか.実証主義と相対主義の中に国家や法の正義の理念は崩壊したのか.キリスト者として,スイス人として,ヨーロッパ人として,世界市民として,正義の原理を考察し,認識し,正義が共同社会の中で,いかに適用されるべきかを21 章にわたって論じる.

編著者プロフィール

寺脇丕信 (てらわき・ひろのぶ)
1932年滋賀県に生まれる。1955年滋賀大学学芸学部卒業(哲学専攻)。
現在、京都文化短期大学教授、1999年4月1日より京都学園大学人間文化学部教授に就任予定。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序論
 第一章 西洋における正義の理念の崩壊

第一部 基礎論
 第二章 本研究の意義
 第三章 正義の「場」
 第四章 正義と法
 第五章 正義と平等
 第六章 平等の根拠
 第七章 不平等の根拠
 第八章 正義の神聖な法
 第九章 人間の平等性――自由への権利
 第一〇章 人間の不平等と共同社会の諸権利
 第一一章 個人主義と集団主義
 第一二章 正義と自然法の問題
 第一三章 静的正義と動的正義――歴史的相対性
 第一四章 正義と聖書の啓示
 第一五章 正義と愛

第二部 各論
 第二部への助言
 第一六章 諸秩序の正しい形成
 第一七章 家族の正しい秩序
 第一八章 経済の正しい秩序
 第一九章 大衆と正しい社会秩序
 第二〇章 国家の正しい秩序
 第二一章 正しい国際秩序

結論――限界

訳者あとがき
(1)ブルンナーの思想――出会いとしての真理
(2)自然法思想とブルンナーの『正義』
(3)ブルンナーの略年譜と業績