シリーズ | 聖学院大学研究叢書7 |
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編著者 | 標 宮子 著 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 568 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2008年02月 |
ISBN | 978-4-915832-72-7 C3095 |
定価 | 9,900円(10%税込) |
在庫 | 品薄 |
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内容紹介
『とはずがたり』は1938 年に発見され,埋もれた古典として話題になった文献であるが,それ以降,研究者によって地道な注釈研究がなされてきた.本書は,それらの成果を踏まえながら,作品の背景である宮廷貴族の生活を解明し,主題となっているさまざまな人間関係の中で苦悩する著者の生き方を現代に甦らせている.
編著者プロフィール
標 宮子(しめぎ・みやこ)
聖学院大学人文学部日本文化学科教授。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
例言
序章『とはずがたり』の研究の問題点と本書の構成
第一編『とはずがたり』の成立――問題の所在
第二編『とはずがたり』の人物造形
第三編『とはずがたり』の主要モチーフ
第四編『とはずがたり』の表現方法
第五編『とはずがたり』の自照性
終章『とはずがたり』の主題と構想
初出一覧
参考文献
あとがき
索引
Ⅰ 人名(呼称)索引
Ⅱ 書名索引
Ⅲ 事項索引
Ⅳ 和歌初句索引